お疲れ様です。東京都江戸川区で電気工事をやっている へつぎ電設 戸次です。
本日の作業を紹介していきましょう!
本日の作業は先日行いました共用の弱電配線の続きです、前回は共用部の天井点検口が設置される場所から各戸の取り込み口までの配管配線でした、今回は前回持ってきた配管配線をユニットバス点検口の木板を設置する場所まで伸ばします。
これが前回の状態ですね、この丸まった束を躯体に設置した貫通スリーブを使って所定の位置まで持っていきます。何で2回に分けて施工するか?一回で終わらせればって思うかもしれませんが前回工事の後工事としてウレタン吹付工事ってのが入るのですが、これが面倒なことに、ウレタンがケーブルに着くのはご法度となっています、なぜダメかと言いますと、まずウレタンが付着するとケーブルの被覆が劣化します、硬質化して割れて充電部分が露出してしまいます、漏電の原因です。それとウレタンってのは結露防止のために吹きます、ってことは保温効果がとても高いわけです、電線に電流が流れると熱を持ちます、電線は熱が高くなると抵抗も増してしまいます、そうなると悪循環の始まりです、電気が流れにくくなり更に抵抗が増す、抵抗が増すと発熱量が増す、抵抗増える、熱を持つ,最後は発火するってことになります、まぁ発火迄はなかなかいきませんが、吹き付けられて良い事はひとつもありません。なのでウレタン吹き付け面へのケーブル敷設は吹き付け後にやります。まぁ養生したりして先に敷設したりする時もありますが、それは工程とのお話になりますね。で,これが施工後ですね貫通部は耐火パテを充填して区画処理をしておきます。これが内部です、これは悪い例ですね、ウレタンが規定以上に吹かれてしまって、十分離隔距離を取って先行配線をしていたのですがケーブルにウレタンを吹き付けられています、本当に最悪です、これからケーブル一本一本を綺麗にしていかなきゃです、とても面倒な作業です皆さんもお気を付けてください。
明日も雨が降るらしいです、いよいよ梅雨が近づいてきた感じです、ジトジト気持ち悪い時期になりますけど頑張っていきましょう!それではお疲れ様でした!
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